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災害時での車中泊に必要な知識を徹底解説。車中泊避難の利点や注意点とは?

災害時、わたしたちはどんな状況のときに、車中泊での避難を選択するべきなのでしょうか?

本記事では、車中泊避難のメリット・デメリットについて詳しく解説。最後には車中泊避難に必要なグッズについても紹介します。

車中泊避難にどんなものか必要なのか知りたい方の参考になる記事となっています。ぜひ最後までご覧くださいね。

車中泊避難のメリット・デメリット

車中泊避難と言えば、2016年の熊本地震の際に、車中泊での避難を選択した方がとても多かったことが記憶に新しいですね。併せて、震災後に車中泊避難が原因により亡くなった方が、震災関連死中約24%もいたと発表(※1)があったことをご存じでしょうか?

これは決して不安を煽ろうとしている訳ではなく、正しい知識を持って車中泊を行わなければリスクがある、ということです。メリット・デメリット、どちらもしっかり分かった上で、適切に判断しましょう。

※1 熊本市HPより 

車中泊避難のメリット

まず車中泊避難は避難所とは違い、ある程度のプライバシーが守られます。

直近の自然災害などでの避難においては、食事やトイレなどは避難所にお世話になり、それ以外は車中で過ごすというパターンが多かったようです。

また、小さいお子さんがいるご家庭でも、大きな声を出したり夜泣したりしても、停車している場所により周囲への気遣いを最小限にすることができます。犬・猫などのペットがいる場合でも、一緒に避難することが可能です。

車中泊避難のデメリット

車中泊避難では、夏は暑さが、冬は寒さがダイレクトに襲ってきます。

エンジンをかけてエアコンをいれたいところですが、エンジンをかけっぱなしで停車すると一酸化炭素中毒の危険性があり、車中泊ではエンジンを切って停車することが推奨されています。そのため、エアコン以外の方法で温度調整をする必要があるのです。

また、車中で過ごす時間が長くなると、エコノミークラス症候群を発症する恐れもあるため注意が必要です。

以上のことから、特に高齢者や、持病があったり怪我をしていたり、妊娠している場合は、車中泊はおすすめできません。また、停車している場所によりすぐに治療が受けられない可能性もあり、身体の状況により避難所やすぐに適切な治療を受けられる場所があるところへ避難した方が良いでしょう。

エコノミークラス症候群とは?

エコノミークラス症候群とは 食事や水運を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。

厚生労働省 エコノミークラス症候群の予防のために

簡単に言うと、車中でずっと座りっぱなしのままで動かないと、血栓ができる可能性がある。できてしまった血栓により、肺に詰まってしまうことがあり危険なのですね。主な症状としては以下の通りです。

  • 息苦しさ
  • 息を吸うと胸が痛い
  • 失神
  • 足の皮膚の色が変化
  • 足の腫れや、痛み

程度により命の危険も伴いますので、注意が必要ですね。

さらに、厚労省からは予防方法も紹介されています。

エコノミークラス症候群の予防方法

  1. ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
  2. 十分にこまめに水分を取る
  3. アルコールを控える。できれば禁煙する
  4. ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
  5. かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎをもんだりする
  6. 眠るときは足を上げる
厚生労働省 エコノミークラス症候群の予防のために

どれもすぐに実践できることばかり。車中泊で避難する際には覚えておきたい情報です。

自然災害での車中泊避難

車をお持ちの方は、なにかあれば車で避難をと考えるかもしれません。ですが、状況によっては危険な判断です。

例えば、移動中に津波や河川の氾濫による洪水に遭う恐れや、停車している場所が寝ている間に冠水してしまうかもしれません。傾斜地であれば土砂崩れに巻き込まれる可能性もあります。

また、人気のない場所の方が落ち着けそう…と思ってしまうかもしれませんが、防犯の観点からは避けたいところです。

車での移動・車中泊避難においては、場所選びがとても重要。安全を確保できる場所をあらかじめ確認・把握しておきましょう。各自治体に車中泊避難が可能な駐車場など、指定の場所を確認しておき避難すると安全です。

コロナにおける車中泊避難

2020年は新型コロナウィルスの流行で、避難の考え方にも変化がありました。

各自治体からは感染拡大の観点から、分散して避難することを推奨。車中泊以外にも、「親戚・知人宅」、「ホテル」、「在宅避難」などさまざまな避難先の候補を紹介しています。

その中でも車中泊避難はやはり3密を避けられるという面から、コロナ禍においての選択肢として持っておこう、と考えた人も多いのではないでしょうか。しかしながら、先ほどデメリットでも紹介したように、車中泊を選ばない方がいい場合もあります。わたしたちにも、慎重な判断が求められていますね。

車中泊避難におけるペットの注意点

ペットと一緒に車中泊避難するという場合の注意点は下記です。

  • 各自治体指定の場所での車中泊避難の場合、ルールを確認する
  • ペットのお散歩・トイレが可能な場所を確認する
  • 脱走対策も必要

車中泊避難は各自治体指定のスペースに集まって生活することも多いため、車中泊とはいえ周りへの配慮が必要不可欠です。お散歩やトイレをしても大丈夫なエリアが決められていることもあるため、確認しておきましょう。

また、脱走対策も必要です。犬・猫の場合はリードやケージの準備を事前にしておくと良いでしょう。

車中泊避難に必要なもの

最後に、実際に車中泊避難で必要になるものを紹介していきます。いざというときに慌てないため、あらかじめ車に載せておくのがおすすめ。事前に準備が必要になるもの・家の中にあって便利なものをそれぞれ解説しますね。

事前に準備しておくといいもの

まずは基本的に揃えておいた方がよいものを紹介。必ず揃えなければならない、というよりはあると便利に過ごせるものです。これ以外にも季節によって、夏は熱中症予防のためのグッズ、冬は防寒用のグッズが必要になります。

  • 保存食
  • マット/寝袋
  • スマホなどの充電器
  • 折りたたみ式タンク
  • LEDランタン
  • 目隠し用カーテン(タオルでも代用可)
  • ウェットティッシュ・除菌シート
  • 携帯用トイレ
  • アイマスク・耳栓

家にあるもので必要・役立つもの

車中でずっと同じ格好で座っていると身体が痛くなってきますし、クッション・枕類を持ち込んでおけば快適に過ごせるのでおすすめです。また、足を上げて眠るとエコノミークラス症候群の予防にもなるので、就寝時の足元用にも持ってきておくと安心ですね。

また、段ボールとガムテープを使えば、簡易シェードを作ったり、衝立を作ったり色々と便利です。荷造り用のヒモを使えば、車中泊でも洗濯物を干すことができます。長期間の避難になる場合は必要になるでしょう。

  • クッション、枕類
  • 食用ラップ
  • タオル類
  • 着替え用の衣類
  • ハンガー
  • 段ボール
  • 荷造り用のヒモ
  • ガムテープ

セットで購入もアリ

アイリスオーヤマより「避難バケツセット(車中泊用)」が発売されています。車中泊用というだけあって、こちらを購入しておけばひとまず避難に必要な物は揃うので、まとめて買いたい方におすすめ。

商品を詳しく見る

状況を把握した上で正しく車中泊避難を選択しよう

今回は車中泊避難のメリット・デメリットや、ポイントについて紹介しましたが、いかがでしたか?

災害時においては、自分や、家族の身体の状態、周囲の状況により適切に判断することが大切です。判断を誤った場合、車での移動中に洪水や土砂崩れに巻き込まれてしまい、孤立してしまうことも少なくありません。

一方で正しく判断、準備しておけば、車中泊避難で快適に過ごすことも可能です。本記事が、あなたの車中泊避難の判断の参考になれば幸いです。

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